銘柄分析:4763クリークアンドリバー(分析不能)
winbigさん
4763クリーク・アンド・リバーの銘柄分析です。新年初銘柄で恐縮ですが分析不能です。
■基礎情報
GMOクリック証券の分析を使います。
・決算説明会資料など
・株価 予想PER 21.3
■ポイント
Step1:業績確認
→問題なし。順調な成長と潤沢なキャッシュ。
Step2:事業内容の確認。業績好調な理由は?ビジネスモデルは?
→セグメントで言うと、「クリエイティブ(日本)」と「医療」が柱。しかしクリエティブセグメントの内訳が不明で結局何が儲かっているのかが分からない。また医療セグメントも具体的な事業が見えず、競争環境が判断できない。
[クリエイティブ(日本)]
テレビ番組の制作、ゲーム制作、派遣、電子書籍取次、作家エージェンシー、オンラインクリエイターなど
また、決算説明会資料を見る限り「キラーコンテンツ」は見当たらず、細かく稼いでいる印象。
■まとめ各事業の売上・利益規模が見えない上に、強みも分からない。今後の成長を担保する根拠がつかめない。
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コメント
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すぽさん、分析ありがとうございました。
非常に参考になりました!
投稿: winbig | 2015-01-09 00:07
1年位前に日本の小説を翻訳して海外に配信する事業を進める会社として日経新聞で紹介されてましたね。
100人規模の翻訳家を組織化するとされてました。
私は読書が趣味で日本の小説は世界でも十分売れるはずと思ってたのでそのときはC&R社に目をつけましたが、すぽさんの仰るように調べてみると他にも様々な事業を行ってて書籍事業はそのごく一部なのが分かって投資はやめました。
個人投資家としては利益元が単一セグメントかそれに近い企業が将来を読みやすく投資しやすいですね。
今は出版社ではアルファポリスを買い進めてます。
投稿: ぽち | 2015-01-10 10:37
ぽちさん
>個人投資家としては利益元が単一セグメントかそれに近い企業が将来を読みやすく投資しやすいですね
おっしゃるとおりです。資産分散は(一定の情報しか取れない)企業側に任せるのではなく、自分のPFで調整したいですね。
投稿: すぽ | 2015-01-10 12:39