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2014-02-17

健康食品が価格競争にならない理由

ビジネスモデル番外編です。

コメント欄で健康食品販売を中心とする企業分析の依頼を頂きましたが、なぜ健康食品が価格競争にならないのかは触れていませんでした。

面白そうな題材なのでちょっと考えてみます。

ビジネスモデル番外:「効果がある商品が無い」モデル

健康食品が価格競争にならない理由。それは冗談のようですが「どの商品も効果が無い」からです。そして、一部の購入者が「この商品だけが効果がある」と思い込むことがあるからです。

価格競争はニーズを満たすことからスタートする

そもそも価格競争が生まれるのは、ニーズを満たす商品が2品以上あることから始まります。テレビやPC、人参、大根・・・、どの商品も顧客のニーズ(テレビを見たい、食べ物が欲しい・・)を満たす商品が複数あるから価格競争が始まるのです。よく考えると当たり前です。

しかし、健康食品の場合、そもそものニーズが「食べるだけで痩せる」や「食べるだけで健康が維持される」といった実現困難なものです。このため、どの商品もそのニーズを未だに実現できていません。

ニーズが実現できていないので、お客さんは基本的にどの商品でも満足することはありません。言い方を変えると「もう少しお金を出してもいいから、ニーズを満たしてくれ」と、どの商品を買っても思っているのです。

そんな中で、一部の購入者が「効いている気がする」と思い込んでしまうことがあります。すると本当は「誰のニーズも満たさない商品」が、その人にとっては、「唯一ニーズを満たす商品」に変わるのです。つまり独占商品になってしまうのです。

つまり、健康食品に対し、

  • 多くのお客さんは、「もう少しお金を出してもいいから、ニーズを満たしてくれ」
  • 一部のお客さんは、「唯一ニーズを満たす商品」

と思っているということです。

ニーズを満たさない(満たせない)ことで、価格競争が起こらない。世の中には、こんな不思議な商品があるようです。もちろん、これが企業活動なのか言われると甚だ疑問ですし、投資家としては、こんな商売に関わるべきではないと思います。

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投資一般」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。いつもブログとても参考にさせていただいております。
銘柄分析をしていただきたく、投稿させていただきました。
M&Aキャピタルパートナーズ [6080]の銘柄診断していただけますでしょうか。
新規上場銘柄ですので、難しいかと思いますが、
ご意見お聞かせいただけないでしょうか。
宜しくお願いいたします。

いつも大変楽しく、また参考にさせていただいています。
株を選択する作業のなかで、ついつい目先のPER・PBRを中心に割安株を探すやり方をしていましたが、なかなかうまくいっていませんでした。
こちらを拝見させていただいて、なぜ高PER株が悪い相場の中でも上昇するのかが分かって気がします。
今後も末永く参考にさせていただきたく、よろしくお願いいたします。
決算後高騰したフィスコ3807について分析いただけたらと思います。少し企業構造が変化してどう判断していいかわからないですが、成長株という観点ではそうなのかなと思っています。
よろしくお願いいたします。

tanchanさん、質問ありがとうございます。
6080M&Aキャピタルパートナーズ分析しました。

私の主力銘柄、日本M&Aセンターと全く同じ業態です。ここ2〜3年の業績は心配ないですが、長期的には伸び悩みそうです。株の流動性が悪いのも気になります。4.0に近い3.5ですね。

6080M&Aキャピタルパートナーズは、中小企業を中心とした事業譲渡のコンサルを中心とする企業です。競合に日本M&Aセンターがあります。

M&Aキャピタル 売上12億円 21件 予測PER 29.1
日本M&A 売上72億円 207件 予測PER 43.9
http://sprn.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/2127ma45-e5ef.html

ビジネスモデルは、緩やかなプラットフォーム型+専門性 です。市場環境は抜群によく、20%成長を下回ることはないでしょう。
ただ、プラットフォーム型で1位で無いことは致命的です。IR資料には安さが強みという表現がありましたが、2番手以下らしい戦術で、営業利益率を押し下げる要因になります。

全体としては、「成長が全て隠す」となる銘柄だと思いますがもう少しだけ安く買いたいですね。

Nickさん

3807フィスコ、企業分析しました。が、いくら資料を読んでもこの企業が何をしたいのかさっぱりわかりません。2.5です。

フィスコといえば金融情報提供業を軸とした企業です。ここは株式市場の活況の影響を受け成長していますが、過去は赤字になるなど、取り立てて優秀なビジネスモデルがある訳ではありません。
さらに、最近は謎の買収を行っており、何のための買収なのかもよくわかりません。
Nickさんは、以下のビジネスに関連が見いだせますか?私には無理です。

 「情報サービス事業」・・・・法人又は個人向けの情報の提供
 「コンサルティング事業」・・コンサルティング、ファンド関連事業等
 「インターネット旅行事業」・旅行関連商品のe-マーケットプレイス運営
 「デバイス事業」・・・・・・各種無線方式を適用した通信機器の開発、販売
 「広告代理業」・・・・・・・広告代理業務、広告出版物の企画、編集、制作並びに発行

業績も不安定、買収戦略も不明。丁寧に分析する価値はなさそうです。

アサンテ診断お願いいたします

なかさん、分析依頼は歓迎ですが、もう少し背景を教えてください。
ぶっきらぼう過ぎて、命令か?と思ってしまいました。

しっかり分析していただきありがとうございました。
これだけ沢山の銘柄があるのに、なかなか投資したいと思える銘柄には出会えないものですね。
自分のようにPERなどでスクリーニングしている者にとっては、目から鱗で勉強になります。
引き続きよろしくお願いいたします。

すぽさん分析ありがとうございました。
M&Aに関して市場環境がよいのは、会計事務所で働いているので仕事柄、
肌身をもって感じています。
今後M&Aにより計上されるのれんは償却しないことになるのが濃厚といわれていますし、
利益を出したい経営者はM&Aを積極的に考えるのではないかな、とか
高齢化が進むにつれ後継ぎのためのM&Aも増えてくるのかなと思います。
M&Aセンターはここ1年ですごく上がってしまったので、買うタイミングを逃してしまったな
と思い、M&Aキャピタルパートナーズのほうに興味を持ちました。
すぽさんの分析を参考にもう少し自分でも調べてみますね。ありがとうございました。

自分の拙い質問がきっかけとなり、新たなビジネスモデルを考案されたようで光栄です。
確かに効き目がない商品ほど利益率が高いですよね。
何故そうなるのかなんて考えたこともありませんでした。

私は450円割れの時点で全財産をアイスタイルに投入し、
現在ほぼ一本勝負となっています。
すぽさんは現在7銘柄に分散投資しているように分散投資派だと思いますが、
現在の私のような状態は好ましくないと考えますか?

tanchanさん
私はこの2銘柄はM&A銘柄ではなく、シニア銘柄だと思っています。70歳前後の中小企業オーナー数の推移と概ね連動して成長するだろうと予測し、成長は概ね保証されていると考えています。
ご参考までですが。

まりもさんのおかげで、面白いビジネスモデルを見つけることができました。ありがとうございます。

1銘柄で攻めるのは基本的はやめた方がいいと思います。2011.3.10までは、東京電力は日本で最高位に位置する安定銘柄でしたが、1日で5分の1になってしまいました。
株主は企業のリスクを一手に引き受けているステークホルダーです。何があるかわからない中で、ゼロになるようなリスクを負うべきでありません。

邱永漢さんは、5銘柄程度の分散を薦めていました。お金もないのに無駄に分散はするべきではないという一方で、卵は一つのかごに盛るなということわざもよく引用されていました。私も邱さんの意見に賛成です。

ありがとうございます。

アイスタイルは倒産の可能性はゼロに近いとは思いますが、
最近ではリソー教育の例があるように
一企業に何があるかなんて誰にもわかりませんよね。

自分も一点集中投資はまずいと思ったのですが、
次から次へと安値で投げられてきたので
資金が続く限り投げられた株を買い占めてしまいました。

現在のところ、アイスタイル以上に魅力がある投資先がないのですが、
徐々にアイスタイル一本足打法から脱却したいと思います。

これからもよろしくお願いします。

はじめまして。とあるきっかけで、すぽさんの、すばらしいブログと出会い、参考にさせていただいています。
恐縮ですが、自分の今現在所持している銘柄についてご意見願えませんでしょうか?

ちなみに自分はまだ株を始めてから半年ほどの初心者で、さまざまな本を読みましたが、書いてあることが多種多様であり、自分なりの投資法が確立できておりません。

まず、ユニーGH(8270)についてです。
自分がこの株を1ヶ月ほど前に、620円台で購入しました。
理由
1、過去のグラフからして、安値圏にある。
2、信用倍率が1倍を切っており、またPBR、PERをみるに割安だと感じた。
3、株主優待、配当もあり、またサンクスの親会社ということで、この先下げたとしてもたかが知れている(倒産はしないだろうという考え)
以上の3点が継続される限り、下がらなければ勝ちという考えの下、保有を続けようかと思っています。

次にワコム(6727)についてです。
この株はひょんなことから、知ることになり、注目していた株で、理由はわかりませんが下げ続けている(昨年自分が株を始めてから)銘柄です。
決算が悪いのかと思い、1/31日の決算まで待ちましたが、成長率は著しく落ちているものの、自分には悪いとは思えません。
自分は決算後、632円で購入しました。
理由
1、タッチペンの会社であり、これから栄えていく分野であると感じたから。
2、タッチペンの分野において、他の会社にはない高い技術力を持つ企業であり、これからの世の中、すたれていく企業ではないと思ったから。
3、PBR、PERは割高だが、配当利回りを考えると、そうとはいえないのではないかと感じるようになったから。
よって、この株も、成長を続ける限り、保有するつもりです。

最近購入したのが、アズマハウス(3293)です。
この会社は和歌山の不動産会社であり、昨年の年末に上場したばかりの会社です。
理由
1、出来高が少なく誰も気にしていない銘柄と思われるが、他の不動産会社に比べ、かなり割安に思うから。
2、不動産会社というのは、すぽさんがおっしゃってた、持っているだけでお金をうむもののうち、土地を持っている会社であり、コンスタントに利益をあげる分野だと思ったから。さらに上場し資金を得たことで、特に不動産業は大幅に業績が伸びそうと感じたから。
3、配当も悪くないので、長期保有でも良いと感じたから。

以上です。ご教授いただけると幸いです。

medicalさん、質問ありがとうございます。
ユニーとワコムは分析終わりましたが、アズマハウスに少し時間がかかっています。もう少しお待ちください。

貴重な気付きを与えてくれる文章ですね。

ただ、コエンザイムQ10で多数の上場企業が特別損失の計上を余儀なくされた事例(以下参照)もありますので、「価格競争にならない」ではなく、「価格競争になりづらい」のほうが適切では?
https://www.google.co.jp/search?newwindow=1&hl=ja&rlz=1T4ADFA_jaJP409JP409&q=%E3%82%B3%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%A0+%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%90%8D%E5%A4%B1&oq=%E3%82%B3%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%A0+%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%90%8D%E5%A4%B1&gs_l=serp.3...91789.96956.0.97711.14.14.0.0.0.0.248.1654.8j4j2.14.0....0...1c.1j4.35.serp..10.4.408.cnjHaXLr_9I

medicalさん、分析できました。
割安をかなり意識した銘柄選定ですね。非常に安全な投資スタイルだと思います。私は「インデックスに勝つ」を意識して、成長株視点が強めなので、頂いた銘柄は少し厳しめの評価になりますが、もしかしたら私の方がリスクを取っているだけなのかもしれません。

8270ユニーGH、6727ワコム、3293アズマハウス。それぞれ、3.0、3.5、3.5です。
ユニーは、私の表現で言うとC→B戦略と言えます。これ以上安くはならないだろう(PBR0.5)と私も思いますが、この株がいつBランクと認識されるかわかりません。日経平均より遅いペースの可能性も十分あります。
小売業は基本的にビジネスモデルは作りづらい業態です。唯一あるのがトップシェアですが、ユニーGHは負け組のお店が多いのが特徴です。このため成長面はぱっとしませんが、一方で赤字にならないようにしっかりコストダウンをしており、倒産とはほど遠い経営はできていますのでその点では安心です。

ワコムは、何と言ってもペンタブレットに大きな強みを持つ企業です。ですので、企業の命運は、ペンタブレット市場がどうなっていくのかに全てかかっています。注意してほしいのは、タブレット市場が広がることと、ペンタブレット市場が広がることは、同じではないということです。
現在は Galaxy Noteや、Windowタブレットの一部で使われたことで、大きく成長を果たしていますが、今後この流れが広がるかどうかわかりません。medicalさんは、今後ペンタブレットを使いますか?イエスなら買いですね。
という訳で、高い成長を期待されている企業ではありますが、成長面のリスクは低くないように思います。割安なので大けがはしないかなと思いますが。

最後にアズマハウスです。不動産銘柄は実は好きではありません。不動産市場は好不況の波による影響が大きく、大きな差別化もない成熟した市場です。このため、AやSの銘柄は生まれません。
不動産事業と一言でいいますが、実は大きく2つに分かれます。賃貸と販売です。そしてこの2つは大きく性質を異にします。
賃貸は私が書いている「持っているだけで増える」を享受するビジネスモデルです。森ビルあたりが市場の雄でしょう。REITもここです。このモデルはゆるやかに成長し倒産リスクが極めて低い特徴があります。
一方、販売は全く違います。巨額の在庫を抱え、これを売り切れば勝ち、売り残れば地獄という大きなバクチ業です。景気が良くなると急成長する不動産業者が現れますが、これはハイレバレッジで連勝したことで生まれた企業です。そして、こういった企業は不況になるとあっという間に倒産します。

前置きが長くなりましたがアズマハウスは、販売2:賃貸1ぐらいで事業を展開していて、バランスは悪くない普通の企業だと思います。PER6と極めて安くお買い得ですし、medicalさんもおっしゃる通り上場によるキャッシュを投資することで成長も期待できます。感覚的にはC→B+戦略という印象です。
ユニーよりは早くズレの調整が行われると思います。悪くない選択だと思います。

大旦那さん、ありがとうございます。

>ただ、コエンザイムQ10で多数の上場企業が特別損失の計上を余儀なくされた事例(以下参照)もありますので、「価格競争にならない」ではなく、「価格競争になりづらい」のほうが適切では?

おっしゃる通りで、ちょっと極端に書いているところがありますのでご容赦ください。ブログの趣旨は「ニーズを満たさない(満たせない)商品」かどうかというところですので、コエンザイムQ10は、ニーズを満たして競争が始まってしまったと理解してもらえればと思います。

ブログ参考にしてます。ゆ夢の街創造委員会はどう見てますか?M&Aでく業績拡大してます。か管理人さんの意見参考にししたいです。よろしけるればお願いいたします。

はじめまして。昨年4月から株式投資はじめたmyuといいます。
昨年の上昇相場にもかかわらず、私はマイナスで散々でした(笑
昨日こちらのブログをみつけ、とてもおもしろく過去の記事一気に読ませていただきました。
すぽさんの株に対する分析力すごいですね。
私からも一つ分析していただきたい銘柄があるのですが、最近購入したエスイー(3423)に関してすぽさんのご意見いただけないでしょうか。
同社は落橋防止装置を手がける企業で、今後、国内で公共道路の補修が増えていくことが見込まれることや、同社が開発している炭素繊維混合で100年以上もつというコンクリートが市場に投入されるとから、もしかすると大化けするのではないかと期待しています。
私は、同社が開発している製品の商品力が強そうなのと、同社の掲げる中期経営計画に期待できる銘柄だと思ってすこしだけ購入しています。よろしくお願いいたします。

すぽさん、詳しい分析ありがとうございました。目から鱗の分析でした。

なるほど、やはり自分は低リスク低リターンの投資傾向があるみたいです。
良く言えば、すぽさんがおっしゃってくださったように、安全な投資かもしれませんが、悪く言えば、上がる見込みの薄い、そして上がるとしてもいつ上がるかわからない、面白みのない投資ということですね・・・
こういった投資法は潤沢な資金があれば、配当もとれますし良いのかなと思いますが、そんなに資金力のない今の私ではそぐわないのかなと感じます。

すぽさんのように、低~中リスク高リターン(間違ってたらすみません)の投資ができるよう、日々努力していきたいと思います。

最後に、一気に3銘柄も質問するという、無礼なことに対しても懇切丁寧に対応してくださり本当にありがとうございました。また時間もとらせてしまったことと思いますが、そのことに関しても感謝申し上げます。

何かまた機会がありましたら、お聞きしたいと思いますので、その際はよろしくお願いします。

田中さん、ご質問ありがとうございます。
2484夢の街創造委員会の分析をしました。実力に比べ高過ぎです。今買うのはやめましょう。2.0です。

夢の街は、出前館を運営する企業です。最近は薩摩恵比寿堂という焼酎通信販売の企業を買収し、1.5倍ぐらいの売上になったことを受け、株価も急上昇しました。出前館自体はプラットフォーム型で良いビジネスだと思いますが、成長力はそれほどでもありません。
推測になりますが、今の経営者も成長力を課題視して、M&Aをし始めたように見えます。でもそんなに簡単に買収で成長を続けられるものではありません。
実力はPER20ぐらいだと思います。(来期PERでも57ぐらいで)今は割高です。

#みなさんの診断をしていて、上がる株より上がった株の依頼が圧倒的に多いのにびっくりしています。

myuさん、質問ありがとうございます。
3423エスイー、分析しました。2.5です。

建設業は好きではありません。公共投資だのみでは、決して成長は実現できません。
hpにリスク情報が掲載されていましたが、myuさんはどう感じますか。
http://www.se-corp.com/ir/riskfactors.html
---
当社グループの売上高につきましては、従来からその大半を公共投資に依存しており、その依存度は大変高いものと考えます。このことから、当社の業績は公共事業の市場環境に大きく影響を受けており、公共投資の長引く縮小に伴う競合他社との価格競争が当社の業績悪化の大きな要因となる可能性があります。
---

10期以上増収を重ねるなど、経営力は感じますが、市場環境もビジネスモデルも良くない普通の企業です。新型コンクリートとのことですが、どの企業も研究していますよね。

すぽさん、いつも楽しく拝見しております。
コメント欄を見ても徐々に人気化しているのが分かります。
こうして見させてもらっていると成長企業として選ばれるものは多くが、インターネットを活用したものになっていると思います。
すぽさんはネット関連はやはりビジネスモデルが優秀であれば、今後も有望とお考えですか?
また最近検索してエイジアに似ていると思いますが3831パイプドビッツも気になっています。
評価よろしくお願いいたします。

たびたび失礼いたします。
すぽさんの成長株路線で色々探してみると、成長株に思えるものは既にPER30を超えて買われているものが多いですね。
カービューやエニグモなんかもプラットフォーム提供型でいいように思いましたが割高に見えますね。

Nickさん、ありがとうございます。前エントリで企業分析依頼を頂いていて返信が遅れました。
低成長時代に入った日本で成長する業界はわずかだと思っています。今、私が成長産業として認識できているのは、webサービスと高齢者ビジネスです。
メインはやっぱりwebです。変動費ゼロは全ての既存ビジネスの存在意義を問うています。
高齢者の方はコストがかかるビジネスが多いため、国の補助金頼みになっていないかなど、かなり慎重にビジネスモデルを見極める必要があります。

パイプドビッツについては次のコメントで書きますね。

Nickさん、3831パイプドビッツについてです。おっしゃる通りエイジアに似ていますね。株価が高いのが残念です。3.0です。

パイプドビッツは、「スパイラル」という商品を中心にしてB2Bビジネスを展開している企業です。スパイラルは、いわゆるPaaSとして、簡易ソリューションを企業側が容易にカスタマイズできるにしたユニークなクラウドサービスです。
ビジネスモデルは、ストック型(アフタービジネス型)で、しっかりキャッシュが積み上がっています。一方で、参入はそれほど難しくありませんので多少注意が必要です。
使いやすく、安いということで、着実に顧客を増やしており伸び盛りです。毎年15%ぐらいの成長が期待できそうです。
株価は、今期予想が高すぎだったことを織り込んで下落していますが、まだ割高(実績PER58.9、来期31.0)です。せめて来期PER20ぐらいで買いたいところです。

すぽさま

ブログの更新をいつも楽しみにしています。

すぽさんのおかげで成長性を重視するようになりました。
今後はより定性面の分析力を磨いていきたいです。

質問させていただくからには、
すぽさんの好きそうな銘柄を発掘したいと思います。

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
について成長性はどのようにお考えでしょうか。
主観で構いませんのでご意見をよろしくお願いいたします。

今後も勉強させていただきます。
短文ですみませんが、失礼致します。

テンバーガーさん
週末出張していてなかなか時間がとれませんでした。分析はもう少しだけお待ちください。

テンバーガーさん、6085アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)の分析ができました。面白い取り組みをされている企業ですね。色々考えたのですが、最終的には「住宅市場は好きじゃない」ことに尽きました。3.0です。

ASJは、様々なタイプの建築家を束ねることで、注文住宅市場でデザイン志向が強いお客さんに対する訴求力を高め、成長している企業です。上場は2013年12月
にしたばかりです。
住宅は、デザイン(設計)から施工まで総合力が問われる商品です。素敵なデザインの家を見せられるとうっとりしてしまいますが、必ずしもデザインが良ければ良い住宅とは限りません。コストバランスや住み心地を決めるのは、材料の仕入れ力だったり、建築ノウハウの方が重要ですし、実際の施工は施工リーダーの力量、チーム力、企業と下請けとの信頼関係なんかも影響します。
デザインが強ければ勝てるとは限りませんし、他の強みを持っている企業もたくさんあります。
成熟した住宅市場の中で、ASJが本当に成長し続けられるかどうかは判断しかねます。

またIR情報が少なく、利益構造がよく見えない点も懸念材料です。今期(3四半期まで)の営業利益率が急上昇した理由もよくわかりませんし、期末予想の利益が、3四半期のものより少ない理由もわかりません。来期PERは計画超えを織り込んでいるのか、29.1と高めです。

伸びない市場で伸びる企業は、ビジネスモデルよりも社長の手腕によることが多く、先を読むのが難しいと思います。
伸びる市場で競争しない(ビジネスモデルがある)企業の方が安全だと、私は思います。

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