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2014-01-29

3179シュッピン(4.0)

というわけで、約10%分購入しました。
(2014年1月28日)平均購入単価 1,052円
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成長株分析サイトのようになってきていますが、面白そうな企業を教えていただくことで、自分の勉強になりますのでありがたいと思っています。今後もよろしくお願いします。
コメント欄での企業分析依頼で、投資対象になる企業がありましたのであらためてエントリとしてまとめます。

損益分岐点を超えたWeb中古買取・販売サイト
シュッピンは、Webチャネルでの中古カメラ買取・販売を主軸に成長している企業です。チャネルをWebにシフトすることで、損益分岐点を超え、利益率が向上し始めた、今後が期待できる企業です。いつも通り分析していきます。

Step1.業績の確認

http://valuationmatrix.com/companies/3179
http://www.syuppin.co.jp/ir/highlight.html
2012年12月上場のため、分析サイトのデータの過去データが少ないので企業HPも使いました。

  • 売上は125億円、営業利益率は2.9%
  • 売上は年15%程度で順調に成長。営業利益率は、2%(2012)→3%(2013)→4%(2014予測)と順調に向上。Webシフトによって、変動費レスの成長がスタート。
  • BSは並。中古販売には買取用現金と在庫が必要なため、ある程度借入が増えるのは理解できる。
  • CFは情報がなく推移が見えず(残念)

Step2.ビジネスモデルの確認

既存市場からWebチャネルへのシフトによるローコスト戦略型で、ライフネット生命やリブセンス(3.5)と似ています。ライフネットの場合は後追い企業が増えて苦戦していますが、シュッピンは、

  • 「買取額が比較的高い(企業の粗利が低め)」
  • 「店員に商品知識が求められる」
  • 「品揃えが重要(一定の規模が必要)」

という、一筋縄ではいかない市場に入ることで、後発企業を防ぎながら、既存市場から確実にお客さんを奪っています。また、Webチャネルへのシフトによって変動費レスなビジネスがスタートしており、着実に営業利益率が向上していることが注目点です。
最初この企業を見た時、「なぜ、本(ブックオフ)でもなく、金券(ショップ)でもなく、カメラや時計なのだろう」と疑問に思いましたが、分析を進めるうちに、参入障壁をポイントにしているのだとわかりました。
またこの分析後に、シュッピンの社長がソフマップ創業者であるとわかって、膝を打ちました。なるほど中古ビジネスを熟知した方ならではの戦略です。

Step3.株価の確認
(2014年1月24日)1,060円 PER24.0 PBR4.14
株価はまあ普通の価格です。

使い勝手の良さ、高い買取、安い販売で順調に会員(ファン)を増やしています。カメラ好きが、ここのサイトで「売っては買って」を楽しんでいる様子が目に浮かびます。決してボロ儲けできるビジネスではありませんが、この企業に対抗できる方法が思いつきません。順調な成長が期待でき、永く付き合える株だと思います。評価は4.0です。この銘柄もポートフォリオに入れていきます。うーん、キャッシュはどうしょう。

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コメント

シュッピン以前もっていました。いい銘柄ですよね!今はアイスタイル…。どうしちゃったんでしょうね~(-.-)

まきさん、こんにちは。
リーマンショックに直面してきた投資家としては、簡単にうまくいくと逆に不安になります。「もう持ちたくない」と思った日がきっと上がる日ですよ。

アドバイスありがとうございます(^_^)
本当に投資下手で、どうしたらすぽさんのように上手くいくのか日々悩みます。忍耐力ですね(T_T)

まきさん、ちょっとトレーニングです。
まきさんは、なぜアイスタイルの株価が最近下落していると思いますか?

何気なしにこのブログを読みはじめたんですが、
成長率とPERの関係を説いた4つのクラス理論に衝撃を受けました。
今までモヤモヤしていたことがスカッとしました。

今まではコテコテのバリュー投資家でPERが低いのしか買えませんでしたが、
これからは高PER銘柄で攻められそうです。

これからも愛読させてもらいます。
ありがとうございました。

まりもさん、コメントありがとうございます。

私も元々はバリュー重視でしたが、しばらく色々な株を見ているうちに、邱永漢さんやバフェットさんの言っている「成長株」の意味がすこしずつ見えてきました。

今後もよろしくお願いします。

5%ちかくもっていた機関投資家がなんらかの期限がきているので会社うんぬんとは関係なく売りきらなきゃいけないからだと思います。そこに信用組が我慢できずに売っているからこの大きな下落があると考えています。決算も間もなくなので発表前に売りたい人もいるのかなと思います。

まきさん
企業業績ではなく、需給による下落と思っているということですね。
では、なぜ下落が心配なのですか?お買い得度が上がっただけではないですか。

確かにその通りです♪
でも余力が…。余力を残していない時点で駄目な投資の仕方ですよね(T_T)

なるほど。余力が無いのは残念としか言いようが無いです。
2〜3年持つつもりなら、本当にそのつもりでの計画が必要ということなのでしょうね。

自分の未熟さがとっても情けないです(-.-)負け組から脱出できずに馬鹿なことばかりしています。なんとか同じ過ちを繰り返すことのないようにしたいです。すぽさんのような投資家になりたい。自分が嫌で嫌でしかたありません。
なんとか耐えて頑張ろうと思います。いつも適切なアドバイスありがとうございます(^_^)

まきさん
株価に振り回されていたら勝てませんよ。
思いつきで購入。下がったらさらに下がる恐怖に怯え売却、上がれば下がらないうちに小さく利確で売却。これが一番負けるパターンです。
なぜなら、この思考パターンだと「必ず」急上昇を逃すからです。

今日は株価が下がりましたが、アットコスメは盛況さに変化はありましたか?

株価ではなく、企業のお金の入り口に目を向けましょう。そうすれば株価の波と戦えるようになります。

確かにすぽさんさんのおっしゃる通りです。アットコスメの勢いは十分あります。
単なる短期的な雑音に惑わされ負けるパターンを繰り返しています。
なるほどです。頭をもう一度ひやさなきゃと思います(T_T)

投資家を目指すなら、目先の需給に振り回されない投資スタイルを持たないといけない、ということですよね。

投機家を目指すなら、目先の需給を見極める目をもたないといけないですよね。

この二つを混同しないようにしないといけないということですよね。

ここで質問なのですが、すぽさんはリーマンショック後みたいな地合いが来ても、損切りはしないのでしょうか?

そもそも株価がいくら下がろうが、企業自体が好調を維持していれば、損切りという考えはないのでしょうか?

THさん、ご質問ありがとうございます。

下落時は、愚直に損切りせずナンピンを行います。リーマンショックの時は、途中で資金ショートし、へそくりをかき集めながら購入でしたね。リートあたりから復活してくれた記憶があります。

多少波を読もうとしてあがいたことはありますが(オプションの購入など)、自分のやり方を信じきれれず揺らぎが出てしまうのがどうにも性に合いませんでした。

はじめまして。
アイスタイルについてコメントで議論がされていたので興味を持ちました。

すぽさんのおっしゃることは、
その事業活動や会社の収支構造(ビジネスモデル)において、
自分の尺度でネガティブでなければホールドする。
場合によっては買い増すということだと理解しました。

私も全く同意で、自分を信じる強い精神が試されると思います。
むしろこの自分をいかに信じられるかが投資成果に繋がると考えています。

私のような弱小精神ですと、日々の値動きを気にしないようしようとは思っても、
(そもそもそのように「思おう」と思っている時点で修行?が足りない!?)
現実問題はやはり気になってしまいます。

下値を切り下げているような時に、自分を信じてナンピンをしていく際に、
何かアクションを起こす際の基準となるようなものはあるのでしょうか。
私は買いの時の自分のストーリによってナンピンするときと、
そのままホールドする時と、素直に一旦撤退するときと様々です。
どんなに自分のストーリーに自信があってもナンピンする時は、
なかなかそのアクションを起こすタイミングを図れないのです。

私もアイスタイルを所有している(総運用資金が少ないためたった200株)のですが、
アットコスメのビジネス全体には今後の成長性へ期待は強く持っています。
そのため、損切りがセオリーかもしれませんが、そのまま保有していますし、
出来れば買い増しをしてもよいと考えています。
しかし、日々の値動きに惑わされないようにと思えば思うほど、
ではどのタイミングでそれを実行に移すかが悩ましいのです。

アイスタイルをどうこうというより、こういうときにどのように考えて行動されるのか、
勉強させてもらえればと思いました。
よろしくお願いいたします。

すぽさん、回答ありがとうございます。

すぽさんも需給の波を読もうとしたことがあったのですね。意外でした。
僕も混同してはいけないと思いながらも、パフォーマンスの向上を目指し、意識的に投資と投機の併せ技に挑戦しています。

ただ、ファンダの良い企業の株価がズルズル下がり始めると、ファンダによる【良い】考えと、目先の需給による【悪い】考えが矛盾してしまい、損切りにしろ利確にしろ、迅速な行動ができなくなってしまいます。損切り時にはファンダが決断を鈍らせ、利確時には需給の波が決断を迷わせてきます。

株って最終的には株を持ち始めてから売るまで、いかに平常心を持って自分の決めたルールで取引ができるのか?ってことなのかなと思いますね。

まるのんさん、コメントありがとうございます。

損切り、ナンピンに対する細かいルールは持っていません。

まず買う前に熟慮して、最低2〜3年は成長が約束された企業を選びます。ポイントは「成長、ビジネスモデル、割安」です。社長次第の企業も基本的に候補から外します。(優秀な経営者は大好きですが、その人のバクチにムリヤリ付き合わされるのは望みません)

こういう前提で買うので損切りはしません。安くなったらナンピンです。ナンピンのルールは確立してません。1〜2割下がったあたりから、自分の投資余力と相談して考えます。

THさん

リーマンショックの時、ロスカットできない自分の投資スタイルを見つめ直しました。その中で、波を読むというよりもヘッジ的な視点でオプションを覚え、わずかな利益を出しましたが、やはり性に合わないと思いました。
自分の強みを活かすというか、好きな投資スタイルを突き詰めた結果、今のやり方になりました。

平常心についてはその通りだと思います。プロスペクト理論にあるように、人間はそもそも合理的な判断が不得意ですので、ここをどう克服するかが投資で成功する条件の一つだと思います。

ただ、投機的な方法で成功できるかについてはやや懐疑的です。

ご返答ありがとうございました。
色々質問したいことがあるのですが、よろしいでしょうか?

Sクラスの株をAクラスの株価で買うということですが、
順調に成長している企業は予想PERを使用し、
アイスタイルのように成長途上で減益になった企業は
実績PERを使用するという理解で良いでしょうか?

まりもさん、質問ありがとうございます。

PERを考える際には「真の実力(営業利益、純利益)」に目を向けることが大切です。
・事務所の移転で純利益が本来以上に下がった。
・ちょっとした好材料で一時的に利益が出た。
・来年以降は収益構造が変わり、営業利益率が5%→10%となり、今後も続く
など、単純な実績だけでは測れないポイントを考慮する必要がある、ということです。

実績・予測のどちらで見るべきかと話については、真の実力という観点でみれば、通常は実績ベースに見るのが自然だと思いますが、例えば3Qまで実績が出ていて、業績達成は堅い場合は、予測で見る方が現実的かもしれません。

ご回答、ありがとうございます。

単純に「PER○倍だから買い」ではダメなんですね。

成長を志す企業はどこかしらのタイミングで設備投資や人材投資を行って
一時的に成長スピードが鈍化するときがあります。
「真の実力」が低く見られる、そういう時期こそが狙い目なんでしょうね。

すぽさんも試行錯誤をしながら今の投資スタイルに行き着いたんですね。

やっぱり、もがきながらも自分にあったスタイルを見つけることが大事ですね。

僕はもう少し投機を交えながらの投資というスタイルを探ってみたいと思います。

早速コメントに返信を頂きましてありがとうございました。

初心者ゆえにすぐにルールを定めて、
それに従おうというマニュアル的に対応を求めてしまいますが、
相場やPFの状況などその時々で臨機応変に冷静な判断が求めらると理解しました。

「成長、ビジネスモデル、割安」は非常に明瞭で、しかし奥が深いと思います。
成長や割安はよく聞きますが、ビジネスモデルは本当に大事ですね。

その会社の優位性や収益性の基盤になるモデルであるか、
よく熟慮をした上で、丹念したいと思います。

またお邪魔させていただきます。ありがとうございます。

みなさん、ありがとうございます。

>>まりもさん
確かに、今は減益/赤字だけど、今後復活する企業を見極められるとパフォーマンスは大きくなりそうです。
サイバーエージェントやJACリクルートメントなんかが好例でしょうか。
不景気時にJACを買えるようになると、一段違う投資家になるかもしれません。私はまだそこまではたどり着いていませんが。

>>THさん
「やっぱり、もがきながらも自分にあったスタイルを見つけることが大事ですね。」
おっしゃる通りですね。自分で考え、自分で責任を持つ、この姿勢が何より大切だと思います。お互い頑張りましょう。

>>まるのんさん
「成長、ビジネスモデル、割安」が、このブログのメインテーマです。
ページ左のウェブページなどもご覧いただくと、私が考えているビジネスモデルのイメージが伝わるかと思います。今後もよろしくお願いします。

すぽさんこんにちは。先日はmixi、ガンホーに関する的確なコメントありがとうございましたm(_ _)m
自分は現在コロプラとポラテクノを保有しており、それなりに利益が出ているのですが、この2つに関してはどのように分析されますでしょうか?

にのさん、質問ありがとうございます。
コロプラとガンホーの中長期の見通しに違いはありません。ソフトは長くて3年です。次のヒットが出るかどうかは神のみぞ知る、です。

4239ポラテクノは、液晶フィルムに高い技術力を持つ企業です。プロジェクターの液晶フィルム市場でシェア8割で、この辺りが営業利益率を引き上げており、市場環境が安定していれば20%近く叩き出します。ただし、(利益が低いものを含む)様々な商品を出しているので、利益率向上もそろそろ上限でしょうー。
成長面はスッキリしません。緩やかな成長市場にいるだけの成長です。今は好調でも、景気悪化ならすぐ減益となりそうです。私のランクでいうと「A-」ぐらいの成長力です。
ちょうど今日、よいIRが出てストップ高になりました。PERも20近くになり、B→A戦略のミッション完了ということで、そろそろ半オリでいいのではないでしょうか。

はじめまして!今年から株を始めた初心者です。
すぽさんのブログを見ながら勉強している最中ですが、
一つ気になる銘柄がありました。
メディアフラッグについてどう思われますか?

アイスタイルの決算はどう見ますか?

2Q単独でメディア事業が減収に転じているのが気になります。

>>とくさん
メディアフラッグの分析の件、もう少しお待ちください。

>>まりもさん
アイスタイルの件、エントリで触れましたのでご確認ください。順風満帆とまでは言えないですが、クチコミという資産がありますので安心して見守りましょう。

とくさん

6067メディアフラッグ、分析しました。強みがハッキリしない企業で、中長期投資には向かないですね。3.0です。

メディアフラッグは、覆面調査、営業支援、コンサルなどをショップに入りながら行う企業です。今は営業支援事業が伸びています。株価はPER20ぐらいです。
今の業績、成長力はまずまずなのですが、人月で価格が決まりやすく価格決定権がありません。シェア1位などの競争優位性もありません。
「今のままで続く」なら良いですが、ビジネスモデルがないためどうなるか見通せません。

メディアフラッグの分析ありがとうございました。
そこまで考えられなかったので勉強になります。

初心者の僕にはいまの株価乱降下についていけないので、
ちょっと静観しようと思います。

またお邪魔させていただきます。
ありがとうございました!

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