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2013-08-20

佐藤可士和さん:「デザインとは整理すること」

8月8日放送のカンブリア宮殿は、有名デザイナーの佐藤可士和さんの特集でした。あまりにも面白かったので、著書も買って一気読みしてしまいました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20130808.html
無料動画はこちらです。
書籍:佐藤可士和の超整理術

デザインとは見栄えを良くすることだと思っていましたが、佐藤可士和さんは「デザインとは整理すること」という全く違う考え方で、一流企業の様々なものを再構築(デザイン)していました。

デザインとは「整理」すること
テレビで紹介されたのは「セブンプレミアム」、「N-BOX」、「ヤンマーの企業ロゴ」などでした。佐藤可士和さんのデザインの進め方はすべて同じです。

  1. 企業の悩み、強みを聞き、実態を把握する
  2. 情報を整理し、一言に突き詰める
  3. 突き詰めた言葉から、デザインを生み出す

そして、この結果生まれたデザインが、人の心にリーチします。

「セブンプレミアム」 ⇒ ロゴ・パッケージを整理することで、単なるNBと思われがちな商品に「高級感」を与える

Photo

「N-BOX」 ⇒ 新時代の四輪車(N360の意気込み、New Nippon Next Norimono)

Nbox

「ヤンマー企業ロゴ」 ⇒ ヤン坊マー坊ではなく、技術力を伝えるCI(ロゴ)

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ポイントは、これらのデザインは全て企業や商品が持つ強みの上に表現しているということです(情報を整理した結果のですから当たり前です)。これによってデザインが「うわべだけのもの」ではなく、「企業・商品の強みが伝わる適切な表現方法」になります。本物が本物として伝わるということです。
セブンプレミアムも、N-BOXも非常に好調な業績を上げており、たかがデザインではないことを数字が示しています。

可士和さんのおかげで、今までモヤモヤとしていた「デザインとは何か」ということの答えが少し見えた気がします。きっと、Appleが行っていることも同じで

  • 「物事を整理し、シンプルにする」
  • 「シンプルなので、人に伝わる」
  • 「伝わるので、人が動く」
  • 「行動が変わるので、お客さんが価値を深く理解する」

という一連の流れを作るためには「整理」が必須であり、それを理解し実践できている企業・人が、世の中にわずかしかいないということなんだろうと思います。
ちょっとマニアックな話かもしれませんが、非常に感銘を受けました。様々なものを整理するマイブームがスタートしました。

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コメント

記事を拝見し、動画を探し出して見てみました。

いやあ、動画を見るうちに私の頭の中も整理されるようで、素晴らしい内容でした。
貴重な番組をご紹介いただき、ありがとうございました。

追伸
動画は、以下で無料にてご覧になれます。
http://www.miomio.tv/watch/cc43028/

大旦那さん、コメントありがとうございます。

無料動画があったのですね。ブログをちょっと修正しておきます。

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