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2013年7月

2013-07-20

ワインファンド

ワインファンドというのがあることを知りました。

http://www.vin-net.co.jp/

この商品をみて、直感的に「怪しい」と思わない人は投資をやめた方がいいと思います。

【疑問】

  • なぜ、株式会社の形をとらないのだろう
  • なぜ、投資信託の形をとらないのだろう
  • なぜ、財務諸表を掲載しないのだろう

すべて、「そうしたくない(もしくはできない)理由」があるということです。

ちなみにQ&Aに、この匿名組合の財務諸表の件について、以下のような記載がありました。

Q.ヴァンネットの財務状況を示す資料を開示することは可能でしょうか。

A.理論的には可能です。(過去に申し出られた出資者はおられません。)金融庁には、決算期毎に報告しています。どうしてもご覧になりたい場合は、弊社の決算期は12月ですので、3月中旬以降ならば、事前にお申し出があり、弊社の営業時間内であればご覧いただくことはできます。

毎日のようにニュースになる投資詐欺ですが、中身はあきれるほど同じパターンです。高利回りで運用すると嘘をつき、お金を預かり、そのお金を返さず逃げるだけです。
投資の第1条は「大切なお金は、預けるに足る人だけに預ける」ですが、このファンドはその第1条を満たしていません。こんなところに1円でも預けてはいけません。

2013-07-02

2344平安レイサービス(3.5)

葬儀事業を中心とした実直経営企業
平安レイサービスは、葬祭、冠婚、介護の3つの事業を行なっている会社です。かなり地味な企業ですが、割安株投資研究所さんが取り上げていたのが気になって分析しました。言い値で丸儲けが当たり前の葬儀事業の中で、誠実に事業を行なっている印象で好感を持ちました。いつも通り分析していきます。

Step1.業績について

  • 売上は微増。出店スピードは遅め
  • 営業利益率は15%以上で利益率が上昇傾向
  • B/S,CFは問題なし。互助会の預り金が負債として計上されているが、実質無借金

Step2.ビジネスモデルについて

  • 普通に運営すれば大儲けの葬儀業界でお客様視点で企業運営
    高いサービスを低価格・透明性のある価格で提示。一方でコストを徹底的に意識し低価格でも利益が出る体質を作っている。
  • ドミナント戦略
    葬儀業界は「互助会」と言われる事前営業が基本です。事前にお客さんと関係を作り、もしものことががあった時に最初に選ばれるようにすることが必要です。また結婚式と違い、葬儀場は自宅の近くを選ぶことが普通です(近くだと何かと便利、どこでも中身には大差ないなどの理由)。これらの理由から葬儀屋は「地元」を意識した出店が重要になります。
    平成レイはドミナント戦略(小さいエリアを埋め尽くす)で、湘南エリアでトップシェアを握っています。地域でのシェアは40%を超えるようです。
    http://diamond.jp/articles/-/28857?page=2 ザイ・オンライン

    Photo_2

Step3.株価について
(2013年7月1日現在)727円 PER8.52 PBR0.74 配当利回り2.61%

株価はかなり割安です。
葬儀業界の見通しは必ずしも明るいものではありませんが、これぐらい誠実に企業運営を行っていれば競争で苦労することはないでしょう。一方成長面では物足りなく、10年たっても株価は横ばいではと思ってしまいます。成長戦略に変化があるとPER20の企業とみなされる可能性があります。
安全で退屈な株式投資を希望な方におすすめの株です。評価は3.5です。

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