« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月

2012-10-26

石原慎太郎さんの橋下徹さんへの献身

石原慎太郎さんの都知事辞任会見のノーカットバージョンを視聴した。
石原さんは献身という言葉が最も似合わない政治家の一人だと思うが、橋下さんへの大きな献身を感じて胸を打たれた。

「私はワンポイントの先発ピッチャーでいく」

会見の中で石原さんは橋下さんについて聞かれ、「彼の辣腕だったら、(市政の問題は)1期やったら解決する。その後、彼が立候補したらいい。私はワンポイントの先発ピッチャーでいく」と答えている。この発言に石原さんの思いの全てが集約されているように思える。
経団連の御手洗元会長を「誰だっけか」といい、前原大臣を「貴様」呼ばわりする人が、肉親でもなく同じ党の同士でも子分でもない橋下さんに「自分の切り開く道をを継いで欲しい」と言っている。これは余程のことだ。
石原さんは、橋下さんが目指す「中央官僚システムの破壊」やその先にある「変化ができるタフな日本国・日本人をつくる」という志や行動力の共感し、強い信頼をしているように思える。

窮地に立つ橋下徹に一肌脱ぐ石原慎太郎

一方、いま橋下さんは窮地にいる。もちろん大阪市長をやっている分には窮地でも何でもないが、「国を変える」、つまり与党となれるかという点で言うと黄色信号が灯っている。
「色々と手を広げすぎること」「敵だと思うと(どうでもいい人にも)戦闘モードに入る」という2つの悪癖が災いし、橋下さんは多くの国民から「エネルギーはあるけど信頼しきれない」というレッテルを貼られつつある。また日本維新の会に入った鞍替え政治家たちが小物過ぎたのもマイナスに作用した。このままでは、日本維新の会はみんなの党程度の少数政党になるというのが既定路線になりつつあった。
私はこの状況を一変させるには、例えば安倍さんレベルの「大物政治家」が入党しない限り難しいだろうと思っていた。そんな中での石原さんの意外な出馬。石原さんは橋下さんの窮状を見て「今私が協力しなければ維新の会は潰れてしまう」と、最後の奉公を決心したように見える。

石原さんへは色々批判の声はあるが都知事に4期連続で当選した政治家であり、その信頼感・存在感は圧倒的だ。石原さんが「橋下は信頼出来る」と言い切り、本気で信頼をする発言をすれば、橋下さんへの世の中の評価は「エネルギーがあって信頼も出来る」に変わる。

有名ブロガーの大西宏さんは、エントリの中で「維新の会が石原新党と手を組めば、もう維新の会は終わりだということぐらい橋下市長はわかっていると信じたいところです」と、この連携を否定的に捉えている。
石原さんは今の険悪な日中関係を作り上げた元凶だから橋下さんが組むはず(べき)がないと考えているようだが、私は全くそう思わない。
80才になり政界を引退しようと考えていた大物政治家から「オレは最後の力を振り絞る。お前が国を変えてくれ。」と本気で支援されて心を打たれないはずがない。政策は多少違うところもあるかもしれないが、そんなことを超えた「国を変えたい」という思いのところで信頼しあえると思うのだ。

私はいたずらに中国・韓国を刺激する外交方針(保守思想)は支持できないし、原発ゼロの方向も支持できない。でもこの二人が思い描く「国を変えよう」という思いには強く共感している。私は次の衆議院選挙で自民党が勝つことも民主党が勝つことも望まない。維新の会が与党にならない限り本当にこの国はジリ貧だ。

「まさしく80歳 なのよ。なんでオレがこんなことやんなきゃいけないの。若いやつしっかりしろよ!」
石原慎太郎さんらしいセリフにぐっとくる。この流れに期待したい。

あ、株の話は今回はパスです。

2012-10-13

国家破産への心構えと起こりうる4つのリスク(橘さんの記事)

橘さんの記事ですが、さすがとしか言いようがありません。
未来予測を含めとても共感できます。
私のエントリが稚拙すぎて恥ずかしくなるレベルです。1,2

「国家破産への心構えと起こりうる4つのリスク」
http://diamond.jp/articles/-/25213

内容をまとめると以下のようになります。

  1. 日本の国家破綻は必ず来る
  2. 破綻時に起こることは4つ
    ・金利上昇
    ・円安
    ・インフレ
    ・預金封鎖
  3. とはいえ、未来を全て予測できるわけではない
    ・いつ起こるかは分からない
    ・4つ全てが起こるとは限らない(ソロスの失敗)
  4. オススメは国債暴落の宝くじ
    ・日本国債CDS
    ・国債ベアファンド

特に、4の投資戦略が秀逸です。私はここまでは考えつくことができませんでした。
この記事が無料で読めることに感謝です。

2012-10-04

お金が落ちていることはあるが、落ちているお金を拾えと言う人はいない

お金が落ちていることはあるが、落ちているお金を拾えと言う人はいない

私が心に刻んでいる格言のような言葉です。

冗談のような投資詐欺が世の中から無くならない一方で、多くの日本人は「うまい話はない」と良い話自体を忌避しがちです。私にはどちらも現実が見えていないように感じます。

世の中が完全な公平・合理的になることはありません。世の中には「情報の非対称性」「人間がそもそも持つ非合理な行動」、「ランダム性(運)」があるため、いくら突き詰めても完全な公平・合理的にはなりえ無いのです。
一方、うまい話は見つけた人が黙って味わうものであり、人から紹介されるものでは無いというのも重要な原則です。特に紹介者が下手に出ていたり、面倒な作業をしている場合は間違いなく詐欺的なハナシです。
例えば、不動産投資の電話。罵声を浴びる可能性もあるのにその人はなぜ必死で電話をかけているのでしょうか。Web上に必死で広告を出している儲け話。儲け話をなぜお金をかけて広告する必要があるのでしょうか。知り合い程度の人が持ちかける儲け話。人との距離をつめるのはラクじゃないはずなのに、なぜそのエネルギーを使っているのでしょうか。
うまい話は自分で探すものであって、人が教えてくれるものではないのです。
お金が落ちていることはあるが、落ちているお金を拾えと言う人はいない
この当たり前の原則に気づけば、自分に届いたおいしい話がどれぐらい危険か分かります。

では、株式投資はうまい話なのか、避けるべき話なのかなのでしょうか。やっぱりこれも本人が本気で考え抜くしか答えは出す方法はありません。

私は考えぬいた結果、「成長」「ビジネスモデル」「割安」が揃っていればうまい話だと確信し、投資をしています。

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »