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2012年6月

2012-06-24

東京電力は早く破綻させたほうがいい

最近「東京電力」と聞くだけで条件反射でイラッとするようになってしまいました。全く自浄作用がないこの組織に驚きを通り越して憤りを感じています。

東京電力のビジネスモデルは皆さんご存知の独占&総括原価方式です。この完全な価格決定権をもつ制度のおかげで、東京電力は根っこから腐ってしまっています。「カネなら無尽蔵にある。違法じゃない範囲でどんどんお金を使ってしまえ」というムダ使いマインドが染みついていて、未だに治る兆しがありません。

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以下、東電の企業体質を感じるニュースなどです。

  • 「福利厚生は、言わなきゃばれないよね」
    福利厚生については目につきやすい一部の施設を売却し、対応したポーズをみせるというのが基本スタンス。福利厚生の本丸である住宅関連手当、財形利子補給や、あまり目につかなそうで金額の大きい健保の企業負担(通常5:5のところなんと7:3)などについては押し黙ったままです。
    ※7割負担のハナシは二次ソースであり確定ではありません。ちなみに東北電力は7:3です。
    http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65745474.html
    http://www.tohokuden-kenpo.jp/pdf/hokenryou.pdf
    あ、年金削減もニュースになっていますが、予定利率を2.2%に引き下げるだけ(国債利回り以上!)の、普通の企業ならどこでも対応済みの内容を、今さら喧伝しているだけで、JALの年金引き下げとは比較にならない内容です。
    東電が企業年金削減を実施へ

  • 「天下りしたいし、大変な仕事もしたくない。関連会社を作って色々任せちゃえ」
    これは公務員が得意なムダ使いですが、東京電力はそれ以上です。総括原価方式なのですから面倒な仕事はどんどん人を雇ったり、関連会社や下請けにまかせてしまえば良いのです。仕事を受ける側も高めの報酬で負荷が低い仕事なので文句をいうはずがありません。
    猪瀬直樹:東電ファミリー企業への発注、3割削減へ

    そして、世の中から批難を浴びつらい思いをした役員には、天下りのご褒美のようです。正気とは思えません。
    東電役員8人、引責退任後「天下り」 グループ社などに

というわけで、東京電力には自分たちが破綻企業だという認識は全く無いようですし、ボーナス減などでコストダウンが済んでいるようなポーズを見せていますが、本丸はボーナス以外の様々なところです。

福利厚生、年金など社員の待遇面での贅肉、原油・ガスの仕入れ値にも代表されるようにほぼ全ての企業活動がムダだらけです。料金アップなどという寝言を言う前に破綻企業としてやるべきことがまだまだあります。この企業を潰せば改革はかなり前進するのですが、その選択をしない現政権にも怒りを感じざるを得ません。

最後に投資対象(電力会社全般)としてのコメントです。これまで電力会社は無敵のビジネスモデルを持っていましたが、東京電力が毎日腐った企業体質を宣伝しているため、他の電力会社にもその火の粉が降り掛かってきています。

発送電分離など競争の仕組みが入れば元々電気に差別化する余地があるわけ無く、あっという間に利益が激減します。結局電力会社のビジネスモデルは、法律に守られているだけなのです。

君子危うきに近寄らずです。

2012-06-04

私の企業分析のやり方

私の企業分析のやり方です。ご参考まで。

Step1.シェアーズで財務3表を確認する
http://www.shares.ne.jp/

まず財務諸表から深掘りするのに足る業績かを確認します。基本的に以下の条件を満たしていない企業は投資対象外です。

  • 営業利益率が、コンスタントに10%を越えている
  • 売上が伸びている
  • 好業績の結果、純資産の部が積みあがり無借金に近い状態になっている
  • 営業CFは利益と概ね連動している(P/Lに嘘がないかの確認)

Step2.ビジネスモデルを考える

企業のIR資料を確認します。プレゼン資料でもOKです。

Step1でOKなら、次にその企業のビジネスモデルを考えます。この企業はなぜ利益率が高いのでしょうか。

  • シェアNo1?
  • ビジネスモデル?
  • 技術力?
  • コストダウン力?
  • 社長力?

→理由がはっきりした時はOKです。そうでないときは今の競争環境で偶然うまくいってるだけかもしれないので基本的にはNGです。

Step3.株価の割安度をみる

  • PER
  • 配当利回り
  • PBR
  • ROE

しっかりした成長(15%以上)が見込めるならPER20でもOKです。成長が弱い場合(5%以下)はPER10程度が購入基準です。PBR、ROEは参考程度にみます。

Step1~3、全てクリアした企業だけを投資対象銘柄としています。

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例)インフォマート(4.5)の場合

Step1 業績確認
http://www.shares.ne.jp/companies/2492/finance

  • 営業利益率  20~30%
  • 売上成長率  5年平均 9.9%
  • 純資産比率  58%(2011)、76%(2010)
    2011年度に大きな投資をしたため一時的に借入金が増えたが、基本的には無借金体質
  • 営業キャッシュフロー 営業利益程度

→業績的に申し分なし

Step2 ビジネスモデルを考える

なぜ高収益なのか?
→ビジネスモデル:プラットフォーム型
売り手と買い手をつなぐ「場」を提供するビジネスで、典型的なプラットフォーム型。競合はほとんど存在せず(仮に競合参入があっても、そこよりも大きい場なら自然に優位に立てる)、強い価格決定権を持てるため当然利益率が高くなる。更に「売り切り」ではなく「場への参加料」として支払いが発生するため、仮に全く市場開拓を行わなくても、これまでの顧客から売上が立つところも非常に優れている。

Step3 株価の割安度
(2012年6月3日現在)
PER 14.75
PBR 2.08
配当利回り 4.80%

PERはまあまあ。配当性向50%のため配当利回りが高い。望むならもう少し株価は下がって欲しい。

というわけで、Step1~3を経て、めでたく投資対象銘柄認定です。

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こんな感じで、気になる企業を分析しています。

もっと深掘りすべきだという方もいるかと思いますが、好業績でその理由も明確な企業であれば、細かいところをチマチマ考えても意味がありません。企業の命運は競争環境・ビジネスモデルに依るのです。
バフェットの言う、「投資する会社の強みを一言で言えるか?」という話と同じです。

2012-06-01

おすすめ国内株4銘柄の損益(2012年5月)

おすすめ国内株4銘柄の成績です。

コード 銘柄名 現在値
(12/5/31)
平均取得
単価
損益率
2492 インフォマート(4.5) 157,000 126,609 +24.0%
3644 1stHD(4.5) 513 520 -1.3%
4689 ヤフー(4.0) 22,810 24,374 -6.4%
4751 サイバーエージェント(2.5) 165,000 66,667 +147.5%
7844 マーベラスAQI(4.0) 14,620 13,352 +9.5%
加重平均(5銘柄) +34.6%
加重平均(4751除く) +6.4%

2011/11/26
参考 日経平均

8,542.73

8160.01 4.7%

日経平均をわずかに上回りました。日経平均とともに4銘柄も全体的に下がっていますが、どの銘柄も業績好調なので安心してホールドです。
サイバーエージェントは、コンプガチャの影響でずいぶん下がりましたが業績への影響は軽微でしょう。こちらも気にせずホールドです。

※2011年11月26日からブログに成績をアップしており、ちょうどその時サイバーエージェントを除く4銘柄の損益がゼロぐらいだったので、そこからよーいドンのつもりで比較していきます。

120531 

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