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2011-10-16

Appleの次の商品はテレビ

スティーブ・ジョブズさんが亡くなりました。経営者として非常に尊敬していたのですごいショックでした。
文字通りに生命をかけて死ぬ直前まで活躍し続けたことに感動しますし、まだまだ作りたい商品が沢山あっただろう中で死を迎えることになったジョブズさんの無念さを思うと胸が苦しくなります。
心からご冥福をお祈りします。

そんな中今後のAppleがどんな商品を出すかを考え、次はテレビ(iTV)だろうと私は予測しました。

小さい市場から大きな市場へ
ジョブズさんを尊敬する点は山ほどありますが、私が特に尊敬しているのは自分たちの強み弱みを理解した上で商品を出していったことです。
iPod→iPhone→iPad、私はこれ以外の順序はありえないと思っています。

まず、iPodで携帯音楽市場を席巻します。携帯音楽市場はこのころまだまだ小さな新規市場だったので、あれほどまでの大きな成功できました。そして次にiPhoneで群雄割拠の携帯電話市場に飛び込んだわけですが、iPodで培ったブランド力がなければあれほどの大勝はできません。そして今度はiPadでPC市場というWindowsが支配する市場に飛びこみました。この市場はiPhoneで広げたiOSの力を使い、かつ、PCをは直接競合しないように参入しなければ戦える市場ではありません。
私はこの「その時々の最大限の強みを生かしながら、大きな市場へ着実に駒を進めること」が天才的だと感じています。
そして、情報関連機器市場を考えてみると、つまるところ「音楽端末」「携帯」「PC」「テレビ」しかありません。「PC」の市場の次にテレビ市場に入ろうとすることはごく自然なステップです。

インタフェース革命
Appleがこれまで勝ってきたパターンは、基本的には「インタフェース革命」です。iPod、iPhone、iPad。どれもこれまでの市場のこれまでのインタフェースを根本から覆してきました。使いづらいケータイ、使いづらいPC、そんな不満をAppleは軽やかなインタフェースで塗り替えました。
翻って、今のテレビは使いやすいでしょうか。なんとも不愉快なリモコンと、タッチも何も出来ない画面。最近のテレビにはインターネットが出来る機能も多くありますが、インタフェースが悪すぎるために誰も使いません。
このインタフェースをApple流に塗り替える商品を作れば、テレビ市場に殴りこむは十分可能です。

AppleTVからiTVへ
偉そうに2つの理由を並べましたが、AppleTVを一度でも使ってみればこの話は、誰でも想像できることではないかと思います。AirPlayでiPhoneとテレビがあっという間につながり、音楽や動画を飛ばしたり、リモコンとして機能するようになります。AppleTVは外部機器ではありますが、既にテレビを塗り替えるための要件の半分ぐらいを実現しています。

これからAppleTVからiTVになるために必要なことは、

  • AppleTV機能のアップグレード
  • 外部機器ではなく、美しく使いやすいTVとして開発する
  • iPhoneやiPad,AirMac,iCloudなど、Apple製品の強みを最大限に生かす

といったところでしょう。こういう製品を作れば「せっかくTVを買うのにiTVを買わないなんて・・・」と思わせることが私は可能だと思います。

というわけで、すぐにとはいいませんが近い将来Appleはテレビ市場に参入すると思いますし、少なくともジョブズさんの頭の中にはロードマップが描かれていたように思います。

米国株は基本的には買わないのですが、PERも低いようですのでApple株ぐらいは買ってもいいかもしれません。

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