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2011年8月

2011-08-16

ウェブページ更新:001.投資とは何だろう①

ウェブページ更新しました。

001.投資とは何だろう①

002.投資とは何だろう②

投資方針の説明の前に・・・と思って付け足しました。

2011-08-13

元本保証で高利回り

安愚楽牧場が破綻しました。
詐欺のたぐいではないと思いますが、何にしても元本全てが戻ってくることはありません。記事ではいかにも一般市民が災害でも受けたようなトーンで書いていますが、私は債券(のようなものを含む)で失敗する人に対してはいつも冷ややかな目で見ています。欲の皮が突っ張った結果でしょとしかどうしても思えないのです。

こういった高利回りを謳った債券の破綻はしばしば起こります。
過去にも、ホテルファンド、平成電電などが有りましたし、大きな話だとサブプライムローンもそれにあたります。
こういった商品を購入する人の根っこには「元本は毀損したくない。けど利回りを高くしたい」という矛盾があります。そして、債券は元本保証だと思い込むことで、「破綻リスク」に対して目をつぶってしまいます。

債券の利回りは「破綻率ゼロの時の利回り(仮にαと呼びます)」+「破綻率を踏まえた利回り(仮にβと呼びます)」という構造で成り立っており、α以上の利回りの債券を購入するということは、素晴らしい買い物ができたというわけではなく、ただ単に破綻リスク(β)を引き受けたというだけなのです。
なので、安愚楽牧場のオーナーには「βを背負って、ただその時が来ただけでしょ?」としか思えないのです。

また、このβを測ることは実は極めて難しい作業です。普通の投資家ではとても測れないため、格付け会社にその仕事を任せているわけですが、サブプライムローン問題でも分かった通り格付け会社でさえリスクを正確に測りきれているわけではありません。そう考えると、βを望もうとする(高利回りの債券を購入する)こと自体がリスクコントロールができない投資法と言えます。
私はリスクを引き受けて利回りを得たいのなら、リスクが測りやすい株式の比率を高めるほうが健全だと思います。

世の中に絶対はない。投資家ならそれぐらいの覚悟を持って投資すべきですし。高利回り債券を買うのは覚悟もしくは知識のない人向けの投資法だと思います。

またこういった投資家こそが金融会社のカモなわけですがその辺は気が向いたら書きます。次にニュースになりそうなのは、広告を大量に打ち(平気で出資者に広告コストを負担させ)ながら劣後債をいかにも高利回りでお得ですと謳う、みんなで大家さんあたりですかね。

2011-08-09

「有事の金」とは思えない

NY金急反発、終値1713ドル 過去最高値を更新

マネーからの逃避としてここしばらく金が高騰しています。投資上級者と投資初心者に人気の金ですが、私はバブル臭がひどいため手を出す気にはなれません。

金は増えない
そもそも私が投資を始めたのは「持っているだけで増える不思議な商品が世の中にある」ということに気づいたことが大きな理由です。土地・お金・株この3つは持っているだけで時間と共に増えてくる性質があり、これらの商品を持っていようというのが投資・資産運用の本質です。
しかし、金を含めたコモディティは減りこそはしないものの1グラムも増えない商品です。金融的に言えばミドルリスクノーリターンです。そんなものに手を出すぐらいなら、ローリスクローリターンの預金でもした方が本来合理的です。

金だけ上がる不思議
またマネーから逃避をしたいならどんな商品でもいいはずです。極端に言えば砂糖でも石でもいいわけです。しかし、現状は何故か金だけが上昇しており、そこに明確な理由はありません。多くの投資家は忘れてしまったかもしれませんが、リーマンショックの時は「金」ではなく「石油」が人気商品だったのです。

「いや、マネー不信がありこれからは金の時代が来るんだ」と鼻息が荒い人は沢山いますが、この人達にはなぜ石油ではないのかという視点はありません。結局、「金の価格は上昇して欲しい」という願望をを信仰するためのシナリオになってしまっています。
また、邱さんもおっしゃっていますが、金は数あるコモディティの中でもワーストに入るぐらい使い道がない商品です。石油・銀・銅などは大きなニーズ・使い道がありそれをベースに値段が付いているのですが、金にはその理由はなく、主に幻想によって価格がついています。

紙幣(マネー)は誰もが価値があると思っているから価値があるわけですが、結局金も大差はなく、紙幣が怖いからと言いながら、変動(リスク)のある100万円札を買っているようなものなのです。

というわけで、本質的なニーズもなく、バブル価格の、増えないリスク資産である金は、投機の対象にしかなりえないと私は思います。

2011-08-06

こういう時にはVIX指数(恐怖指数)

2011年8月4日の米株式の大幅下落と、8月6日の米国債の格下げ(S/P)により、市場環境がだいぶ不安定になってきました。正直月曜日の株価がどうなるかよくわかりませんが、私としては一時的な含み損は当然という気持ちで買いの準備をしています。

さて、こういう市場環境の不安定というかヒステリックさを測る指数といえばなんといっても恐怖指数と呼ばれる VIX です。

http://finance.yahoo.com/echarts?s=%5EVIX+Interactive#symbol=%5EVIX;range=5d

T


S&P500のオプションのボラティリティを指数化したもので、20以下なら通常(静かな)市場環境、20を超えるとピリピリ感、30を超えるようだとだいぶ不安定といった感じです。ちなみにリーマンショックの時は瞬間的に90ぐらいまで上がりました。8/5(金)の指数は32.0で、月曜日はこれ以上に上がる可能性があります。今はだいぶ不安定な中にあるということがわかります。

このVIX指数はプロの中では有名だそうですが、日本の投資家の中ではあまり一般的ではないようです。しかし私としては、市場のピリピリ感が分かることで色んな事が想像できるため非常に重宝しています。
VIXが上昇してくる(市場がピリピリしてくる)と、リスク回避・信用収縮の流れが起き、一般的に以下のような方向に動きます。

  • 債券利回り低下(人気UP)
  • 株価安(人気DOWN)
  • 信用膨張通貨(AU$など)の下落(信用収縮)
  • コモディティは不定(リスク回避としての人気UPと信用収縮の両方があるため)

未来を読もうとするなら世の中の流れに一緒に乗って株を売るところですが、私はそれはしないことに決めています。月曜日に荒れたからと言って、火曜日が更に荒れるのか落ち着くのかは分かりません。だったら月曜日はバーゲンで、火曜日には大バーゲンがあるかもしれないと期待するだけでいいのではないでしょうか。
どちらにしてもいつかはVIX20以下になり、バーゲン価格ではない通常価格の時は必ず来るので、バーゲンもしくは大バーゲンで買った株をその時に売ればいいだけです。(キャッシュに余裕があるなら割高になるまで売らないほうがいいですが)

私の株を買う基準は、割安・高成長・プラットフォームの3つが揃っているかです。月曜日にはおそらく割安度が上がる株が増え、自分の購入基準を満たす株が増えるだろうというだけです。

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